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QUの新米CEOのブログ

今回の最初の事業領域に「ガソリンスタンド」を選んだ理由 後半

名古屋でAutoTech=「クルマxIT」の領域で勝負しようと決めてたあと、じゃあどんな事業にするかを決めるのは結構難しかったです。実際、ぼんやり企業を考えた1年から考えるとアイデアの紆余曲折は結構ありました。

先日の記事ではゴールの設定からプロダクトの方向性までを決める過程を振り返ってみました。

qu-daichi.hatenablog.com


後半ではその路線でどのようなビジネスをするのか、どのようなプロダクトを作るのかまで決めた経緯です。

いわゆる5W1Hの話でして、その中でも大事だと思っているのがWHY(何を解決するのか)です。


WHY(何を解決するか)を決める


想定しているユーザーは一般的なクルマ所有者ですので、いわゆるスマートフォンを使いこなしているユーザーではありません。そのようなユーザーに使ってもらうには明確なメリットが必要だと考えました。

例えば、マネーフォワードの家計簿機能の場合は、「今まで面倒で何度も挫折していた(だろう)家計簿が驚くほど簡単になりますよ」ということだし、マクドナルドのクーポンアプリは「800円のセットが600円で買える」という事です。


上記の例のように多くの人にとって一番わかり易いメリットは「お金」もしくは「時間」や「労力」が節約できることです。

それをカーライフに当てはめて考えたところ多くの「お金」「時間」「労力」がかかっています。そこで、クラウドワークスのアンケート機能(タスク機能)を使ってクルマユーザー300人くらいに「カーライフにおいての不満や課題は何ですか」というざっくりとしたアンケートを取ってみました。

そこで集まった300人分の回答を見てみると、クルマの維持費に関することが非常に多い、「会社からガス代が出ない」とか「車検が20万円かかった」とかそういうのでした。あまりにも維持費に関することが多かったので、クルマの維持費というところをもう少し掘り下げてもう一度アンケートを実施してみることに。内容としてはクルマの維持費(保険、車検、駐車場、燃料)をどうやって選んでいるのかという点に絞りました。

そうすると80%以上のドライバーがガソリンスタンドを価格で選んでいることがわかりました。この数字は他の維持費と圧倒的に違っていた点で、他の維持費の決定要素は「人からの紹介」や「会社の付き合い」が多く、価格で決めている割合は多くても4割程度でした。


お!確かにガソリン価格ってお店の前に行かないとわからないし、安いところを案内するサービスがあったらガソリン代(お金)や安いところを探す手間(時間、労力)を解決できるのかなという形が明確になってきました

 

そんな感じでスマホで簡単に使えて、リアルタイムのガソリン価格がわかっちゃうガソリンスタンドの案内サービスという事になりました。

 

その後は、どうやって情報集めるかとか、どういうアプリにするかとか5W1HのWHY以外の過程があるのですが、それはまた後日(ローンチ後)書けたら書きます。

 

おすすめ(ステマじゃないよ)

crowdworks.jp

※このクラウドワークスのアンケート機能は(偏りは多少あるだろうが)非常に使い勝手がよく、低コスト&短時間で非常に結意義な情報が得られるので超おすすめです。特にQUのサービスは「地方」に住む「一般的(低所得~中所得)」の人たちがメインのユーザーになりえるので、クラウドワークスのタスク機能でお小遣いを稼いでいる人たちは非常に親和性があると思っています。

 

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www.amazon.co.jp

 

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