QUの戦略と宇宙兄弟
宇宙兄弟は素晴らしい漫画です。
僕が特に好きなエピソードは、ムッタ(主人公)が訓練生の時に、月面探査の試作?を限られた予算内で作らなければいけない時のエピソード。
チームのメンバーが限られた予算を目一杯使って試作を試みるのだが、ムッタは予算の半分で収まるように設計仕様と提案する。
その意図は、
・1度は失敗する前提で2台作れるように予算配分するべき
・失敗をした上で改良を施したモノは(予算は半分でも)良いモノになる
・ただ失敗するのではなく全力で作ったモノでないと意味が無い
これは、(使えるリソースに限りのある)我々のようなスタートアップにも言えることで何回か失敗する前提で事業を計画することは非常に大事かなと思っています。
ガソリンスタンドの最新の価格をCGM的に集めて、それをシェアして価値を出す、というアプリ「QU」を最初どのように打ち出していくか、そのうち出し方には非常に悩みました。
我々のもつパワー(ヒト・モノ・カネ)で最適な打ち出し方を考えた末に決めたのが、エリア限定(名古屋限定)でサービスをリリースすることでした。
まずは小さなエリアで色々なマーケティングやブランディングを試みて、その中で「最適解」を見つけ、それからエリア拡大していこうという戦略です。
名古屋だけでしたらガソリンスタンド数は400弱(全国では約3万)、広告も小さな予算で実施できます。リリース後の数ヶ月はこの名古屋エリアをテストマーケティングの場と位置づけて小さな試みをたくさんやっていきます。
おそらくその中には全然効果の無いものや逆にやらないほうが良かったような施策も出てくると思いますが、これは必要な失敗と考えれば良いのかなと思っています。
ただ
みなさん、宇宙兄弟読みましょう!
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